医療レーザーを使った脱毛のメカニズム

綺麗な肌を保つためには、肌を清潔に保つ必要があります。その為に、脱毛という処理を施して、皮膚に触れられる面積を大きくすると言うことが大切なのですが、そもそも脱毛のメカニズムはどのようになっているのでしょうか。

脱毛には発毛の再生リズムが大きく関わっています。人間の毛根は常に次に生える毛を作り続けています。体中どこの毛も同じです。次に生えてくる毛の細胞を蓄えている毛根のことを休止期と言い、そこから毛が生えてきている毛根を成長期と言います。その後退行期を迎え、抜け落ちてまた休止期に戻ります。休止期に毛根が働くようにするためには、その前の成長期と退行期に毛根の細胞が働いていることが条件となるのです。

レーザー脱毛は再生する前の成長期に毛根の細胞を破壊し、その働きを止めることで、次の発毛を促せないようにするのです。休止期の毛根や、退行期の毛根にはレーザーの力が届かないので、成長期のサイクルにあわせて何度かレーザー照射を行うことで、だんだんと休止期に細胞が働かなくなりますので、次の発毛が出来なくなります。そうなることで、毛が生えない毛根が誕生するのです。レーザー脱毛のメカニズムは、この発毛の周期に沿って行われていくので、一度では完全に脱毛してしまえないのです。

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